学校を卒業して、企業に就職。
そんな新卒社会人は、住んでいる地域によっては通勤のために車が必須になる場合もありますよね。
となると、入社日に間に合うように車を準備しておなければなりません。
そこで浮かんでくるのが、次のような疑問。
- 車の購入検討時期・契約のタイミングはいつだといい?
- そもそも高卒で18歳だけどローンの審査って通るの?
などなど・・・。
そこで今回は、新卒社会人が車を買う前に考えておくべきポイントについて紹介していきます。
\固定費で家計が安心/
※車検費用とサヨナラ
新卒社会人が車を買う前に考えておくべき3つのポイント
新卒社会人が車を買う前に考えておくべきポイントを、次の3つ紹介していきます。
ポイント
- 車の購入検討時期・契約のタイミング
- 車の維持費を考慮した車種選定
- 車の購入方法を考える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.車の購入検討時期・契約のタイミング
車の購入検討時期・契約のタイミングは、結論から言うと「必要だと思ったらなるべく早く!」です。
車を購入するかどうかを検討する時期としては、主に次の2つのタイミングがあります。
- 就職内定後
- 配属決定後
就職が内定した時点で勤務する場所がわかっていて、車通勤しか方法がないということがわかっていれば、すぐに購入を検討しましょう。
というのも、新卒社会人の車需要と決算期が重なり、1月から3月の年度末は注文が増加。
新車の納期は、通常なら注文してから1~2か月程度と言われています。
ですが、この時期は注文の増加によってどんどん遅くなってしまうことが多々・・・。
にもかかわらず、勤務初日までに車を間にあわせる必要があります。
そのためにも、なるべく早く車を契約する必要がありますよ。
とはいえ、大きな買い物ですから焦りは禁物。
見た目や性能はもちろん、維持費なども含めて納得のいく車を探していきましょう。
また、「本社勤務なら電車で行ける距離に住もうと思うけど、地方勤務だと車が必要になる・・・。」という場合には、配属が決まってからの方が良いでしょう。
後述しますが、車の維持費は思いのほかかかってしまうもの。
まだ給料を一度ももらっていない状態で車を持つリスクは高いです。
車が必要ないエリアへの勤務なら、無理に持つ必要はないでしょう。
2.車の維持費を考慮した車種選定
車の維持費は意外とかかってしまうもの。
主なものを紹介していくと、次のとおりです。
維持費
- 車検代
- 自動車税(軽自動車の場合は軽自動車税)
- 自動車保険
- ガソリン代
- オイル交換等メンテナンス費用
- タイヤ代
- 寒冷地の場合スタッドレスタイヤ
- 駐車場代
などなど・・・。
いずれも車を維持していくために必須の費用。
日々かかるガソリン代はもちろんですが、車検代や自動車税などは定期的に大きな支払いになってしまいます。
しかし、それでも通勤に必要な車。
少しでも維持費を抑えようと思ったら、排気量が少なくて維持費がかかりにくい車を選ぶのがおすすめですよ。
最もわかりやすい例でいえば「軽自動車」ですね。
普通自動車と比べると、次のような面でメリットがありますよ。
ポイント
- 新車価格が安い
- 比較的燃費性能が高い
- 排気量は660ccで税金が安い
- タイヤが小さく1本あたりの単価が安い
などなど。
維持費が心配なら、まずは軽自動車を選ぶことをおすすめします。
費用面以外にも、小回りが効いて運転しやすいこともあり、初心者には特におすすめしたいですね。
3.車の購入方法を考える
車の購入方法は、大きく分けて次の2つ。
- 現金一括払い
- ローンによる分割払い
ですが、新卒の社会人では現金一括払いは厳しい場合がほとんど。
学生時代にたくさんアルバイトをして貯金をしているか、親御さんに払ってもらうかしない限りは難しいでしょう。
そうなると選択肢にあがるのは必然的に「ローン」。
そもそも新卒社会人がローンを組めるのか、という話になるのですが、結論から言えば条件付きでローンを組むことができます。
その条件とは、保証人をつけること。
ローンには審査があります。
ローンを申し込む際、新卒社会人のように、
- 未成年である
- 勤務経験が1年未満である
- 収入が少ないと判断される
などの条件に当てはまった場合、保証人をつけることを求められます。
特に高卒で18歳の未成年である場合、保証人としては法定代理人を立てなければなりません。
これは民法で定められているもので、未成年者による契約は法定代理人の同意がない場合、いつでも撤回出来てしまうんです。
参考
参考:東京くらしWEBより
法定代理人とは、未成年者の場合「親権者」にあたりますね。
つまり未成年者の契約は、必ず親権者の同意が必要になるので、注意が必要です。
とは言え、一般的な車のローンの審査であれば、安定した収入のある保証人がいれば通ることがほとんどです。
保証人は両親や親族にお願いするなどして、ローンを申し込みましょう。
カーリースという選択肢もある
購入とは違いますが、カーリースという選択肢もあるんです。
カーリースとは一定期間車を借りるもので、次のようなメリットがあります。
ポイント
- 車検代や税金コミコミで月々の費用が一定
- メンテナンスもプロにおまかせ
- 借りる期間を選べる
車検代や税金といったまとまった費用も月々のリース料に含まれているので、生活費の見通しが立てやすいのが魅力。
特に新卒社会人は新生活の費用感がつかみにくく、生活費の見通しが立てづらいもの。
そんな時でも、月々の支払いが一定だと生活費が把握しやすくなりますよね。
中でも、コスモマイカーリースならガソリン代がおトクになるプランもありますので、車にかかる費用を安く抑えることが出来ますよ。
また、面倒なメンテナンスもプロにお任せできますし、借りる期間も選べるんです。
「とりあえず車は必要だから・・・」というのであればまずは3年リースする、という手もアリですよ。
購入と違って自分のものになるわけではありませんが、この手軽さはリースの魅力ですね。
ただし、リースとは言え契約行為になります。
未成年の場合はローンと同様、法定代理人を保証人として立てる必要があるので注意してくださいね。
おわりに
新卒社会人で通勤に車が必要なら、
注意ポイント
- 納車されるタイミングの確認
- 維持費を考慮した車種
- 購入方法
を考えて、車を選んでいきましょう。
車は大きな買い物。
考えるべきポイントを細かく挙げていけばキリがありませんし、時間も限られているので車選びは大変です・・・。
ですが、最低限「これだけは!」というこだわりのポイントを抑えて、納得のいく車に乗ってくださいね。