そう考えた時に、思い浮かぶのがカーリース。
CMやネット広告でもよく紹介されていますね。
それを見ると・・・
「月々1万円〜で新車に乗れる!」という目を引く言葉が!
これは魅力的。
ですが・・・
「本当に月々1万円〜でいいの?」と疑問に思うはず。
実は、月々1万円はからくりがあるのです。
この記事では月々1万円のリース料で新車に乗れるからくりと、月々1万円リースに向いている人を紹介します。
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カーリースを月々1万円で乗れるからくり
月々1万で新車に乗れるカラクリは次の通りです。
注意ポイント
- 頭金設定
- ボーナス払い
- 残価設定
詳しく見ていきましょう。
1.頭金設定
カーリースは契約するときに頭金を設定することが可能です。
頭金を設定する事で、月々の支払いをおさえることができます。
150万円の車を60ヶ月(5年)リースする場合で考えてみましょう。
頭金払いの計算例
150万円 ÷ 60ヶ月 = 25,000円
と、月々約25,000円かかります。
しかし頭金を50万円に設定すると・・・
(150万円 − 50万円) ÷ 60ヶ月 ≒ 16,000円
と、月々1万円代でおさえられます。
メンテナンス費などは別でかかります。
2.ボーナス払い
住宅ローンのようにボーナス払いをする方法があります。
ボーナス払いにすることで、月々の支払いが安くおさえられます。
ボーナス払いの計算例
150万円の車を60ヶ月(5年)リースで年2回ボーナス月5万円設定すると・・・
(150万円 − (5年 × 2回 × 5万円 )) ÷ 60ヶ月 ≒ 16,666円
となり、月々の負担は減らせます。
3.残価設定
残価とは、数年後の車の下取り価格のことをいいます。
残価設定は、はじめに設定した数年後の車の下取り価格を差し引き、残りの金額を支払う方法です。
残価設定の計算例
5年後の下取り価格を50万円とすると、
(150万円 − 50万円) ÷ 60ヶ月 ≒ 16,666円
と毎月の支払いは16,000円ほど。
月の支出をおさえることもできる上、頭金を用意する必要がありません。
残価設定の場合、はじめに設定した年数が経過したら、車をどうするかを次の3つから選ぶことができます。
- 車を返却
- 同一の販売店で新しい車に乗り換え
- 車を買い取る
お金をかけずに乗り換えできるメリットがあります。
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月額1万円カーリースのデメリット
からくりで説明したように、カーリースは月額をおさえつつ車に乗れることがメリットです。
月々1万円代で車に乗れるのは魅力的ですが、次のデメリットが潜んでいます。
注意ポイント
- まとまったお金が必要となる
- 事故や汚れ、改造があった場合残価の保証がされない
詳しくみていきましょう。
1.まとまったお金が必要となる
月々1万円でおさえたい場合、どうしてもまとまったお金が必要です。
また万が一車が壊れて乗れなくなってしまった場合は、中途解約されてしまいます。
その場合は残りのリース料金や残価設定した金額をまとめて支払います。
なので、ある程度まとまったお金を用意しておく必要があります。
2.走行距離や汚れ、改造などがあった場合残価の保証がされない
残価設定をした場合、車に対して次のような制限が出てきます。
- 走行距離の制限
- 汚れや傷の制限
- 改造の制限
カーリースの契約時に10,000キロといった走行距離を設定します。
事前に設定した走行距離を超えた場合は、下取り価格からマイナスされるケースがあります。
またひどすぎる汚れや傷、改造なども下取り価格から大きく値引きされる可能性があります。
つまり、走行距離のオーバー、傷や改造があった場合は残価の保証がされません。
買い取ってもらうつもりでリースしたのに、下取り不可というケースも想定しなくては行けません。
- ついついドライブがたのしくて長距離を走ってしまった・・・
- 子供が車内を激しく汚してしまった・・・
という可能性がある場合は注意が必要です。
月1万円のカーリースでメリットがある人は
デメリットが目立ちますが、次の条件に人は月1万円のカーリースの選択もありですよ。
ポイント
- レンタカーを週1回以上借りている人
- 月々の支払いを安定させたい人
- 頭金やボーナス払いが用意できる人
限定的な条件がつきまといますが、新車や中古車を購入するよりも、便利に使える方もいることは間違いありません。
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まとめ
月々1万円で新車に乗れるからくりを紹介しました。
いろいろなで月額費用をおさえる方法があります。
デメリットを良く理解した上で、自分のライフスタイルにあったカーライフを送ってくださいね。