車を買うとき、車種選びの次に悩ましいのが色選び。
車は安い買い物ではありませんから、後悔しないような色選びをしたいですよね。
ですが、どういった基準で車の色を選んだらいいのか、わからない方も少なくないのでは?
今回は、おすすめの車の色の選び方について紹介していきますね。
おすすめの車の色の選び方3選
色の選び方は人それぞれですが、おすすめの選び方があります。
それが次の3つ。
ポイント
- 売却時に値段が高くつきやすい色
- 汚れが目立ちにくい色
- 車種に合った色
それぞれの選び方にあった色を紹介していきますね。
1.売却時に値段が高くつきやすい色
最もおすすめなのは、売却時に値段が高くつきやすい色を選ぶこと。
具体的には「白」と「黒」の2色です。
平成31年3月時点において、日本で登録された普通乗用車のうち約50%が白という圧倒的人気ぶり。
次いで黒が約20%と、白と黒だけで70%近くを占めているんです。
参考
無難な色ですが、飽きにくいので常に人気が高いんですよ。
その分、下取りや売却時に高値がつきやすくなります。
さらに言えば、追加料金を払ってでも「パール」と呼ばれる種類を選ぶのがおすすめ。
パール系は通常の塗装に加えて光沢感が出る塗装がされているので、見た目が綺麗。
もちろんこれも査定額に影響してきますよ。
追加料金の相場は軽自動車で20,000円~、普通乗用車で30,000円~となっていますが、車種によっては査定額に10万円もの差がうまれることもあるんです。
ただし、きちんと洗車や外装のメンテナンスをすることが大事。
白も黒も、汚れが目立つ色です。
ちょっとした水垢や泥跳ねでも、すぐに茶色くなって汚く見えてしまうんですよ。
特に白は、汚れを放置しておくと黄ばんで見えてくることもあるので要注意。
白・黒の車に乗るなら、こまめに洗車をして美しさを保てる方におすすめします。
2.汚れが目立ちにくい色
「あまりこまめに洗車出来ないから、なるべく汚れが目立たない色が良い・・・。」
という場合は、「シルバー」や「グレー」を選ぶのがおすすめです。
数あるカラーの中でも汚れが目立ちにくく、白・黒と同じように飽きにくいのが特徴。
こちらも白・黒に次いで人気のある色ですよ。
ただ、明るめのシルバーだと「商用車」や「年配の方が乗る」というイメージを持たれることも・・・。
その点では、濃いめのグレーだと引き締まって見えるのでおすすめです。
一言でシルバー・グレーと言っても、車種やメーカーによって設定されている色の濃さに差があるので、カタログや試乗車などで見比べてみてくださいね。
3.車種に合った色
「白・黒・グレーは市場にありふれているから違う色にしたい!けど、色選びに悩む・・・。」
そんな場合におすすめなのは、車種に合った色を選択すること。
具体的には「カタログの表紙になっている色」や「ホームページの車種トップページに掲載されている色」のこと。
表紙になる色は最も車体に似合う色や、メーカーの販売戦略などで人の目に留まるような鮮やかなカラーのものが採用されています。
無難な色はいやだけど、車種に合った色を選択したい場合におすすめの方法ですよ。
私自身、無難な色はあまり好きではありません。笑
私が今乗っているホンダ・フリードはメタリックブルーなのですが、当時カタログの表紙になっていたものを選びました。
とはいえ、白や黒ほど高く売れることはまずありません。
売却を考えるよりは、長く乗り続ける方におすすめの選び方ですね。
限定色が人気色になることも
番外編ですが、限定色が人気色になることもあります。
マイナーチェンジ後や、フルモデルチェンジ前などには限定色が発表されることがありますよね。
たとえば、スバルのイメージカラーとして有名な「WRブルー」。
この色はスバルを代表するスポーツカーに採用されてきました。
ところが、2010年に「サンバー(バン・トラック)」という軽自動車にWRブルーが限定色として設定されて販売されることに。
それが瞬く間に売れてしまい、今ではプレミアがついているんです。
状態が良いものだと、当時の新車価格と変わらない価格で取引されることもあるほど。
もし狙っている車種でこうした限定色の情報があれば、候補に入れるのも良いかもしれませんよ。
おわりに
まとめると、次のようになります。
ポイント
- 売却時に少しでも値段が高くつくことを期待するなら白か黒
- 洗車などメンテナンスに手間をかけたくないならシルバーやグレー
- 無難な色ではなく車種にあった色が良いならカタログ表紙・トップの色
車の色選びは好み、と言いたいところですが、車は安い買い物ではありません。
後悔しないようによく考えて選んでくださいね。