初めて買う車。
人生最初の一台だからこだわりたいという気持ちもあるけど、なんだかちょっと不安になったりしますよね。
- 運転に慣れてないけど大丈夫かな・・・
- 維持費はどれくらいかかるんだろう?
- 結局何を選んだら良いのかわからない!
こうした不安があって、何を選んだら良いかわからなくなってしまっているのでは?
というわけで今回は、初めて買うおすすめの車種を紹介していきます!
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おすすめはコンパクトカーか軽自動車
初めて買う一台におすすめするのは、コンパクトカーか軽自動車のどちらかです。
その理由は次の2つです。
ポイント
- 維持費が安い
- ボディが小さく小回りが利く
詳しく見ていきましょう。
1.維持費が安い
維持費のかかり具合が全然違います。
初めて買うときに目がいきがちなのは、車両本体価格ですよね。
しかし、車は買ってからも維持するためにお金がかかってしまうんです。
その一例をあげていくと・・・
- タイヤ
- オイルなどの消耗品交換
- 自動車税(または軽自動車税)
- 車検費用(各種税金含む)
などなど。
車が大きくなればなるほどタイヤは大きくなり、一度に交換するエンジンオイルの量も多くなってしまいます。
車の排気量が大きければ自動車税は高くなり、車検のときにかかる税金などの費用もバカになりません。
初めて車を買ったは良いものの・・・
「お金がかかりすぎて維持するのがツライ!!」
なんてことになっては本末転倒。
お子さんがいたり、一度に乗せる家族の人数が多い場合を除けば、まずは維持費の安いコンパクトカーや軽自動車で、安く維持できる車を選ぶのがおすすめです。
2.ボディが小さく小回りが利く
コンパクトカーや軽自動車はボディが小さく、小回りが利きます。
車の運転に慣れない間、困るのは「細い道」と「バック駐車」ですよね。
車の幅や長さが小さい車種を選べば、その難しさもセダンやミニバンに比べて軽減されますよ。
自動車のカタログには「最小回転半径」が載っています。
最小回転半径とは、ハンドルを目一杯きったときに回転したときの半径のこと。
コンパクトカー・軽自動車とセダンやミニバンなどを比較すると、その差は歴然。
車種名(分類) | 最小回転半径 |
---|---|
スズキ・アルト(軽) | 4.6m |
トヨタ・ヴィッツ(コンパクト) | 4.5m〜 |
ホンダ・ステップワゴン(ミニバン) | 5.4m〜 |
日産・スカイライン(セダン) | 5.5m〜 |
半径で1mも違うと、Uターンするときやバック駐車するときの余裕が全然違いますよ。
ちょっと話は違いますが、ボディが小さいと洗車も楽なのでおすすめです。
コンパクトカーと軽自動車のどちらを選ぶべき?
よく「コンパクトカーと軽自動車のどっちがいいの?」と聞かれることがあります。
この問いに対する回答は次の通りです。
ポイント
- より安全性を求めるなら普通車のコンパクトカー
- より維持費を抑えたいなら軽自動車
最近の軽自動車はコンパクトカーに負けないくらい室内が広い車種があり、燃費が良いしタイヤサイズも小さいので維持費も安いです。
もはやコンパクトカーを選択する理由が少ないのではないか、と思ってしまうほど。
それでもコンパクトカーが優位なのは衝突安全性能です。
自動車事故対策機構で公表している衝突安全性能アセスメントを見ると、総合評価点は軽自動車の方が高いものもあります。
ですが、衝突時の乗員保護性能を詳しく見ると、多くはコンパクトカーの方が高い結果となっています。
事故を起こした・ぶつけられたといった場合、自動車の衝突安全性能で身体への影響は大きく変わってきますよ。
自動車事故対策機構ホームページでは衝突実験の映像も公開されていますので、ぜひ一度見てみてくださいね。
女性にも運転しやすいおすすめの車種3選
ここからは女性にも運転しやすい、おすすめの車種を3種類紹介していきます。
- 軽スーパーハイトワゴン|ホンダ・N-BOX
- 軽ハッチバック|スズキ・アルト
- コンパクトカー|トヨタ・ヴィッツ
1.軽スーパーハイトワゴン|ホンダ・N-BOX
軽自動車の中で圧倒的な室内の広さを誇る「スーパーハイトワゴン」。
その中でも圧倒的人気のホンダ・N-BOXがおすすめです。
2015年から2018年までの4年間、軽自動車の販売台数で連続1位を獲得しているという人気ぶり。
室内が広い分荷物を積むことができて、居住空間も十分すぎるほどです。
運転席からの視点が高いので、運転もしやすいですよ。
4人家族と荷物をフルに積むとパワー不足を感じるかもしれませんが、普段使いには必要十分の性能ですね。
人気が高いので、リセールバリューの高さも期待できますよ。
同系統の車種として、他社では「スズキ・スペーシア」や「ダイハツ・タント」などもありますね。
2.軽ハッチバック|スズキ・アルト
ボディが軽くて低燃費が売りの昔ながらの軽ハッチバックであるスズキ・アルト。
実は私自身が乗っている車でもあります。
軽自動車のため維持費はもちろん安く、燃費が驚愕の37.0km/l。
※2WD・CVTの場合。
2019年6月時点で発売されている軽自動車の中で最も低燃費の車です。
さらに、新車の車両本体価格が最安グレードで847,800円〜と破格の安さ!
先に紹介したN-BOXには収納面では劣るものの、圧倒的な燃費性能でお財布に優しい車です。
ただし、燃費性能が高い分パワー不足を感じる方もいるかもしれません。
試乗してみて「不安だな」と感じたら、ターボモデルを検討してみてくださいね。
同系統の車種として、他社では「ダイハツ・ミライース」が挙げられます。
3.コンパクトカー|トヨタ・ヴィッツ
コンパクトカーでおすすめなのは「トヨタ・ヴィッツ」です。
2019年6月現在、コンパクトカーの中では最も最小回転半径が小さく、運転のしやすさが魅力の一台。
デザイン性も高く、インテリアがおしゃれなモデルもありますよ。
ハイブリッドモデルもあるので、より燃費の高さを求めるならそちらもアリです。
中古車市場には豊富に出回っていて、選択肢が多く、手に入れやすいのも良いですね。
同系統の車種として、他社では「日産・マーチ」、「ホンダ・フィット」などが挙げられます。
新車か中古車か|予算に合わせて選ぼう
よく巻き起こる「新車か中古車か」問題。
求める車種と予算次第ですが、おすすめは次のいずれかです。
- コンパクトカーを買うなら中古
- 軽自動車の人気車種を買うなら新車
中古車市場を見ると、車種によりますが同年式のものならコンパクトカーよりも軽自動車の人気が高く、コンパクトカーの方が安く買えることが多くあります。
程度の良い軽自動車は人気が高く、品薄になって価格も高くなりがち。
小回りが利いて、維持費が安く済む軽自動車はリセールバリューが高いんです。
※リセールバリューとは中古販売する時の価値や価格のこと。
安全性能の高いコンパクトカーを安く中古で買うか、リセールバリューまで考えて維持費の安い新車の軽を買うか。
用途と予算に合わせて、最適な車種を選んでくださいね。
ちなみに、購入ではありませんが「カーリース」という方法で車を「借りる」という選択肢もありますよ。
税金やメンテナンス費用などが全てコミコミで、毎月定額で利用できるプランがあります。
それに、初めての車で不安なメンテナンスをすべてプロにおまかせできるので、車に詳しくなくても安心して乗れますよ。
おわりに
ここまで紹介してきましたが、個人的には中古のコンパクトカーをおすすめします。
購入費用はもちろんですが、安全性能の高さ・運転しやすさ・維持費のバランスが取れているので、初めての一台にはピッタリですよ。
あなたに合った、素敵な一台を見つけてくださいね!