「車を持つのが馬鹿らしい!」と思うほど、高額な車の維持費。
せめて少しでも安くできたら良いのに、と頭を悩ませていませんか?
軽自動車にすると維持費が安くなるとはいえ、家庭によって軽自動車だと不便な場合もありますよね。
そこで今回は、車の維持費を減らすための節約方法をご紹介します!
”車の維持費は高いもの”と諦める前に、まず試してみてください。
マイカーの年間維持費を把握しよう!
マイカーの維持費は、年間でいくらかかるか知っていますか?
車に年間でかかる維持費は、主に以下の通り。
- 車体購入費(ローン)
- ガソリン代
- 駐車場代
- 車税(自動車税・自動車重量税)
- 保険代(自賠責・任意保険)
- 車検代
- メンテナンス・消耗品代
こうして見ると、色々かかっているんですね。
一部ではなく全体でマイカーの維持費を把握し、費用を削れる項目が無いかチェックしましょう!
まずは燃費の良い走りを!
日常の運転を少し気をつけるだけで、燃費の良さは変わります。
燃費が良い=ガソリン代も安くなるので、すぐにできる手軽な節約方法です。
ポイント
- 重い荷物を載せない
- 満タンにしない
- 丁寧な運転を心がける
- エアコンを使い過ぎない
- タイヤの空気圧をチェックする
すぐに実践できる内容だけです。
詳しく見ていきましょう。
1.重い荷物を載せない
車に余計な荷物を積んでいませんか?
車の燃費の良さは、乗せている荷物の重さで変わります。
荷物をたくさん載せると、その分車体が重く沈みます。
その結果、路面とタイヤの摩擦にかかる力が大きくなり、ガソリンを多く使う事に・・・
車庫や家で収納できるものは、車に積まないようにしましょう。
2.満タンにしない
こちらも、重い荷物を載せないのと理由は同じ。
ガソリンを満タンに入れると車重が重くなり、燃費が悪くなるという考えです。
ただし、近場にガソリンスタンドがない場合は別です。
燃料を使ってわざわざ何度も給油しにいくよりも、満タンにした方が経済的でしょう。
「普通自動車ならガソリン量で燃費はあまり変わらない」という声もありますが、少しでも安くなる方が嬉しいですよね。
3.丁寧な運転を心がける
車によって燃費の良さは異なります。
ですが、どの車でも運転の仕方次第で燃費の良さは変わります。
車の燃費を良くする運転のポイント
- 急発進・急ブレーキをしない
- スピードを出しすぎない
- 加速は少しずつ、安定した速度をキープする
- ブレーキは多用せず、エンジンブレーキも使う
- アイドリング時間を減らす
アクセルやブレーキを深く踏むと、エンジンに強い負荷がかかり燃費が悪くなります。
特に発進時には一番ガソリンを使うので、急発進には注意しましょう。
車間を開けて走行していれば信号待ちで止まる際なども、アクセルオフで減速しながらゆっくり止まれます。
簡単に言えば「荒い運転をせずに安全運転をしよう」ということ!
安全運転は車や地球はもちろん、お財布にも優しい運転なのです。
いくら燃費の良い車に乗っても、荒い運転をしているとあまり意味がないかも・・・
もちろん、駐車中などに無駄にアイドリングをしない事も効果的です。
ですが、一点注意なのは、アイドリングストップ機能がない車なのに、赤信号時でエンジンオンオフをしていると・・・
逆に燃費が悪くなったり、バッテリーの消耗が激しくなったりしますので、注意しましょう。
4.エアコン(冷房)を使いすぎない
「エアコンを使うと燃費が悪くなる」というのは有名な話。
しかし同じエアコンでも、冷房と暖房では燃費への影響が異なります。
- 冷房(クーラー):冷やす為にエンジンの動力を使用する為、燃費に影響がある。
- 暖房(ヒーター):温める為に元々あるエンジン熱を利用する為、燃費に影響がない。
燃費を良くしたいのなら、冷房の使いすぎに注意しましょう。
しかし、熱中症は怖いので無理は禁物!
維持費の節約の為に無理をして病院送り・・・なんておかしい話ですからね。
5.タイヤの空気圧をチェックする
タイヤの空気圧を最後に点検したのはいつですか?
空気圧が不足すると、道路との摩擦が増えて燃費が悪くなります。
タイヤも早く消耗し、良いことがありません。
ガソリンスタンドなどで無料点検できるので、小まめにチェックしましょう。
車関連の支払いは可能ならカードで
削減できない費用は、なるべくクレジット払いでポイントやマイルを貯めましょう!
タイヤやワイパーなどの消耗品もただ現金で支払うより、ポイント分の少しでもお得になると嬉しいですよね♪
さらに自動車税も今はクレジット払いが進み、対応している自治体が増えています。
ただし注意したいのは、自動車税のクレジット払いには手数料がかかる点。
ポイント率によっては逆に損する場合もあるので、手数料も含めて得な方で支払いましょう。
車検費用を節約する
車検費用の中で節約できる「車検基本料金」は、業者によって異なります。
基本的にはディーラー車検よりも、カー用品店やガソリンスタンドの方が費用が安く済むと言われます。
割引特典も各店違うので、複数見積もって自分にあったサービスを選びましょう。
見積もりを受ける際に他社の見積もりを持っていくと、値引き交渉もしやすくなりますよ。
また、車検結果そのままで整備してもらわずに、結果を元に一度相談する事で整備費用を抑えられる場合もあります。
任意保険の見直し
任意保険の契約内容を見直すと、意外と不要な特典が見つかる事があります。
例えば、車両保険を外すだけでも保険料は変わります。
古い車の場合は車両保険をつけずに、事故や故障のタイミングで買い替えをした方が結果的に節約になるかも・・・
複数社で見積もりを出して、比較検討するのもおすすめです。
特にネット申込みダイレクト型の保険は、ネット割引などで安く入る事ができますよ。
ローンの借り換え
ローンの支払いが残っている人は、金利の安いローン会社への借り換えという手があります。
特に、銀行系のカーローンは金利が安いと言われています。
手続きは少し面倒ですが、状況によっては大きな節約になることも!
ただし注意が必要なのは、手続きには手数料が必要になる場合があるという事。
借り換えの際は金利だけでなく、借り換え費用も含めた支払い総額で検討しましょう。
まとめ
ちょっとした手間や工夫で、車の維持費は節約する事ができます。
それでもまだ家計が苦しい・・・という人は、車検代や是自動車税をカットできるカーリースも検討してはいかがでしょう。
月予算などの条件から、家計に優しいピッタリの車が見つかりますよ♪